krose 海をわたる

40代 南カリフォルニアから毎日楽しくワクワク過ごしたい専業主婦のひとりごと。

Boundaries 境界線 ②

こんにちは。もう10月ですね。

あっという間に時間が過ぎていきます。

毎日大切にしたいですね。

 

さて、前回から少し時間があきましたが、毎週月曜日に勉強しているBoundariesについて

復習を含めてシェアします。

 

前回の記事

 

krose.hatenadiary.jp

 前回は第1章と2章の途中までのまとめでした。

 

先週と今週のクラスで2章をやったので、今回は2章についてまとめます。

境界線というのは自分と他人との区切りで、どこまでが自分かをはっきりさせるもので、

GOOD IN BAD OUT

良いものをなかにいれ、悪いものを外に出すためのものです。

この境界線は壁ではなく、開け閉めのできる扉のように考えるとわかりやすいです。

自分で開けたり、閉めたりすることができるということです。

 

聖書の中の物語

ある男が旅をしている途中で襲われて半殺しになっていました。

その道の向かい側を通っていた祭司やそのほかのひともその襲われた男を無視して通り過ぎた。ひとりの男(聖書のなかではサマリア人とよばれています)は傷の手当をして、宿に連れて行ってあげて、宿主にお金を払い、これ以上かかった時には帰りに払うから、面倒を見てあげるように頼んだ。

 

 

もしこの物語のサマリア人が”境界線”のないひとだったら、

傷ついた男がサマリア人が旅を続けようと出発するときに

傷「こんな状態の僕をおいていってしまうの?」

サマリア「いくよ。向かっている町で仕事が有るんだよ。」

傷「勝手じゃない!僕はこんなにひどい状態だし、話し相手がいるよ。それでもクリスチャンなの?こんなときに置き去りにするなんて!」

サマリア「そうかもしれないな。もし置いてきぼりにはできないね、こんな大変な時に。2,3日出発を延ばすよ。」

 

サマリア人は3日間お世話や話し相手をしてあげた。3日目の午後にメッセンジャーがやってきて

仕事の取引先からの伝言をもってきた。

「待てるだけは待った。ほかの人にラクダを売ることにしたから。次の取引は6か月後だ。」

 

サマリア人は回復しつつある男に怒鳴った。

「なんてことしてくれたんだ!!取引が台無しになってしまったじゃないか!」

 

傷ついた男のように同情を誘い、ついつい自分がやりたい以上の助けをしてしまい、

最終的には自分の大事なものを失ってしまい怒り狂う。

もしくは、自分が誰かに無理やりお願いをして、ほんとはやりたくないことをいやいやながらやってくれて憤慨の気分になっている。

 

どちらもやりすぎな例になってしまう。

こういうことにならないように何が境界線上にあり、何を自分で責任を持つかということを

注意深く見る必要がある。

 

Feeling=感情

感情は無視してもいけないし、感情にコントロールされてもいけない。

感情と自分のハートからのうまくいっているか、いないか。またはスムーズか?問題があるか?のサイン。

もし怒っていたり悲しかったりであれば何かがおかしいということ。

でも、その感情は自分で責任を持つこと。だから自分の感情を問題がある。と受け止めてよく見ることで、答えに近づくことができる。

 

態度や信念

態度や信念は自分で正しいとおもっているので、他人をせめてしまう。

これも境界線上にあるもので責任をもつもの。自分自身が影響をうけ、そして自分だけが変えることができる。

境界線問題を持っている人は、自分の気分、選択、態度を人のせいにしてしまう。

 

 

あなたがそんなことするから気分がわるい!→これはやりがちですよね。

私もハッとしました。

自分が気分がわるくなっているのは、人のせいですか?

 

行動

自分でまいたものを自分で刈り取る。

勉強したらよい成績をとる

仕事にいけば給料がはいる。

エクササイズをすれば健康で過ごせる。

他人にやさしくすれば、良い関係が保てる。

すべての行動には結果がついてくる。

問題がおこるのは他人が自然な結果が起こるのを邪魔したとき。

親が怒鳴ったり、がみがみ言いすぎて、子供に行動によっておこる自然な結果(成績が悪く先生にしかられたり、熱いものを触ってけがをしたり)を邪魔してしまうことになる。

愛と制限、そして温かさと必然的な結果を伴う子育ては自分の人生をコントロールできる感覚をもった自信のある子供を作り出す。

 

子育て中なら誰でもやってしまうガミガミ、、

私も例外ではありません。気をつけます。笑

 

選択

自分のとる選択にも責任を持つ。

やらなきゃいけなかった。彼にさせられた。

こんなフレーズをよくつかってないか?

たとえば自分が契約した給料で働いていて、他の同僚が同じ仕事量で自分より多く給料をもらっていて怒る人。

 

 

私も過去にやったことがあったことを思い出しました。(笑)

 

 

でも実際は自分が選択して、その給料でその働きをしているということ。

 

その選択は自分の責任ですよね。

 

放蕩息子のはなしでも

自分勝手をして家を出て、放浪して親にもらったお金をすべて使ってしまいボロボロになって帰ってきた弟を父親が死んだと思ったのに帰ってきたといって、

盛大な宴会をしていることに、

兄はずっと家にいて、お父さんの言うことをきいてきたのに、そんな宴会してもらったこともない!と怒っていますが、

それは家を出ずに、お父さんの言うことを聞くという選択を自分でしたことに責任を持っていない例になりますね。

 

選択をするのも、その必然的な結果をうけるのも、自分がハッピーでない選択をするのも

すべて自分の責任になる。

 

価値

間違ったものに価値(他人に認められるもの。たとえば、お金、豪邸、ブランド物、旅行など)をもっても心の満足はない。

本当の愛=神の愛=無条件の愛に価値を置く。

 

制限

1.他の人との関係性への制限

実は制限を他人につけることはできない。

他人を変えたり、違う行動をとらせることはできないが、その人と接触する機会を減らすことはできる。

 

以前ある習い事をしていたときに、その帰りにランチに行くと他人の噂話や批判ばかりするグループであることに気づき、ふと自分の居心地の悪さや、いやな気分に気付いてそのグループに入るのをやめたことがあります。

 

2.自分の中に制限をつける。

自分の心の中に誰にも入れない場所をつくり、しっかりと守る。

これは自己コントロールであり、破壊的な望みやタイミング的に賢明でない望みにNOといういる必要がある。

 

才能や力量

聖書の中の話。

主人が旅に出るときに、3人の使用人に能力に応じてそれぞれに5袋の金、2袋、1袋を与えた。

5袋渡された人=Aはすぐに仕事をして商売をして更に5袋のもうけを得た。

2袋渡された人=Bも同様に2袋のもうけを得た。

1袋渡された人=Cは地を掘ってその中に金を隠していた。

 

ずいぶんたって主人が帰ってきたときに、

Aが5袋のもうけを得たことをつたえると。

よくやった。小さなことも忠実にやりとげたのでもっと多くの物を管理させて、

また一緒に喜びをあじわおう。

Bにも同様にこたえた。

Cは失敗が怖かったので金をかくしていました。そのまま金はここにあります。

と伝えると主人は激怒して、金をとりあげAに渡し、追い出された。

 

この話のポイントは

 

恐れることにではなく、

新しいことや難しいことをするときは必ず恐れがあり、

それに立ち向かわずに、自分のできる限りのことをしなかったことに主人は怒っている。

 

立ち向かわずに諦めることは

いただいている神の恵みを無駄にし、

才能をあたえられていることや学ぶことによって持ち続けることができる恵を台無しにしていることになる。

 

怖がって前に進まないということは私もどきっとしました。

勇気をもって前に進みたいと思いました。

 

考え

考える能力は人間だけが与えられた特権。

1、自分自身の考えをもつこと。

なんでもうのみにせずに、自分で考えること。

2.常に学び知恵をつけ、知性を拡大させること。学びつづける。

3.歪んでしまった思考を元に戻すこと。過去の経験などから間違った思い込みがあるということに気づき、元に戻す。

 

自分の考えをしっかり他人に伝えること。

他人は自分の考えを読むことはできない。

 

これは今私も実行していて、

なんでわかってくれないの??パートナーに思いがちですが、

しっかりと伝えることで、関係性はよくなると思います。

たとえば、何か嫌なことがあってふくれっ面をしたり、不機嫌でいても

相手はよくわからないまま気を使うだけ。(よくある家庭のなかのようなきもしますが)

だからいやなことがあればそれをつたえたり、今日は生理前で機嫌が悪いのでごめんなさい。とか、なんでも伝えるとよいかもしれませんね。(笑)

 

願望

人はそれぞれ違う願望、夢がある。

でも満足できていないこともすくなくない。

自分の本当に欲しいものをみつけること。

それが正しい動機によるもの、自分の道に沿うものであればその助けはかならずはいる。

 

自分の本当の願望って意外にみつけにくなっていたりしますよね?

これはこの本の中からではなく、HAPPYちゃんが言っていたことですが

いきなり大きなの望み=自分の人生の中でなにをしたいか?

というのはかなりハードルも上がるしテンション下がりますよね(笑)

まずは今なにをしたい?どうしたい?を自分に聞いてあげることから始めるとよいそうです。

たとえば、今トイレに行きたい。でも、今手が離せないからあとで、、

ではなくそのトイレに行くことをかなえてあげたり、今これが食べたい。寝たい。とかしがらみがなければ、、したい。をできるだけかなえてあげることからでOKのようです。

私もかなり何が欲しいかわからなくなっていたので、今できるだけ今やりたいことをやるようにしています。

トイレに行きたいときにいけたり、眠たいときに昼寝できる今の状況は本当にありがたいと思います。(笑)

 

心を開いて愛をうけいれたり、与えたりすることがとても大切

でも、過去の傷ついたりということでオープンにできないこともたくさんあると思います。

でも、勇気をもって、安全な人を選んでハートをオープンにしていきたいですね。

 

 

これが2章のまとめです。

 

かなり実践的に使えそうなことが詰まっていて、最近は意識して取り入れるようにしています。

特に、年頃の息子との関係や大切な旦那様との関係に役立っていると思います。

 

また気づいたときに成功例や失敗例もシェアしていこうと思います。

 

皆さんの成功例や失敗例ご意見なども聞けたらうれしいですし、

生活の中で使えそうなものがあればつかってみてくださいね。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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Have  a great day!