krose 海をわたる

40代 南カリフォルニアから毎日楽しくワクワク過ごしたい専業主婦のひとりごと。

Boundaries 境界線 職場編②

こんにちは。

お昼はかなり気温もあがり、夏がすでにちかづいているようです。

来月に運転免許のドライバーテストの予約をとったので、今日も練習にいってきました。

怖くて嫌だったFREE WAYを初めて運転しました。(笑)

無事に帰ってこれて、良かったです。

 

さて、前回に引き続き、境界線 職場編②シェアしていきます。

前回の記事

 

krose.hatenadiary.jp

 

職場編①につづき、今回は実際に職場で起こる問題と、 

その問題が境界線とどのように関連していて、またどんな風に解決できるかと言うことをまとめていきます。 

 

問題1;他人の責任を負っていること。 

 

例)ハナとジャック 

小さな会社の管理アシスタントとして、講習会を計画をしている。 

ハナの役割は講習会の予約やスピーカーのスケジュール管理で、同僚のジャックは資料を準備したり、当日必要なものの設置、そして食べ物を注文と言う役割で、 

二人でイベントを仕上げていく。 

ハナはとても好きな仕事だったのに、だんだん嫌いになってしまう。 

無責任なジャックが自分の仕事をハナに押し付けてしまっていたから。 

 

ハナの同僚で友達のリンダがハナの変化に気づいて、手助けをする。 

リンダの助言により、 

ハナはジャックの無責任なお願いを聞かずに、ジャックに責任を負わせるようになる。 

講師が必要な道具が設置されていないことに怒ったり、休憩時間に食べ物がないことに参加者が怒ったりと言う不都合がおきたが、上司もジャックが起こしてしまった問題だということを見つけ、指導をする。 

ハナはまた自分の仕事が好きになり、ジャックは責任を持ち始める。 

 

もし他人の責任を受け持って怒っているのなら、 

自分の感情に責任を持つこと。そして自分の不幸は同僚のせいではないということに気づくこと。 

そして同僚に対しても責任を持って行動すること。 

何が問題か同僚につたえ、自分の境界線を守ること。 

相手が怒っても、冷静でいること。怒りに反撃することは相手のゲームに付き合うことになるから。 

自分の責任ではないことをしないということを説明する必要はないから。 

 

たくさんの責任感の強いひとが隣にいる無責任な同僚たちのしりぬぐいをしながら耐えている。そうなると、責任感の強い人たちは仕事や無責任な同僚との関係を楽しめない。 

本当に助けが必要な同僚には愛をもって助けることは必要になるが、 

それを利用するような人には境界線を引くことが大切。 

 

 

日本では協調性を大事にする文化があるからか、結構こういう光景をよく見るような気がします。責任感をしっかり持たせることが、無責任な人にとっても大切な学びになるはずですよね。 

 

 

問題2;働きすぎ(残業) 

例)著者(心理学者)と ローリー 

著者がカウンセリング業を始めたばかりの時に、 

1週間に20時間と言う契約で、事務職にローリーを雇いました。 

2日目に彼女にやることを山ほどあたえたら、 

彼女はあなたに問題があると話に来ました。 

彼女は20時間で雇った他のに40時間分の仕事をあたえられているの、どの20時間分の仕事をやればいいのか? 
彼女はとてもはっきりと境界線を引けた良い例。 

著者も仕事量がおかしいと気づくことができた。 

 

多くの従業員はボスの計画能力のなさに責任をもち、 

境界線を引けない。 

本当はこのようなボスにはしっかりとした境界線が必要だが、 

どうしても仕事が必要であったり、拒否されるのが怖くて従業員が境界線を引くことがなかなかできない。 

もし自分が働きたい時間より長い時間はたらきすぎているのなら、仕事の奴隷になってしまっている。 

 

難しく感じるかもしれませんが、責任をもって状況を変える一歩を踏み出す。 

提案 

1,仕事に対して境界線を引く。どのくらい残業をしたいか決める。(繁忙期はしかたないとして) 

2,あれば契約時の仕事内容を確認する。 

3,来月に終わらせなければいけないことのリストを作り、優先順位をつける。 

  その中で、自分の仕事内容以外のものを見つけ出す。 

4,ボスと多すぎる仕事について話す約束を取り付ける。 

ボスをリストを一緒に確認し、ボスに優先順位をたずねる。すべてを自分だけで期限に負えられない場合は短期間のヘルプを雇ってもらう。また、自分の仕事外の内容が多すぎるならばそのことも話し合う。 

その状態でボスが自分にありえない期待をする場合は、同僚を含めて2回目の話し合いをする。 

それでも解決しない場合は、他の仕事を探し始める。 

 

自分の仕事の負担が多すぎる場合は、あなたの責任であり、あなたの問題であるということを自覚しましょう。仕事によって狂ってしまってるならば何かしなければいけない。 

犠牲者であることをやめて、境界線を引こう。 

 

 

これも、日本の職場でもやりにくそうですね(笑)アメリカで働いたことはないのでなんともいえませんが、、理論的にはわかります。 

 

 

 

問題3;優先順位のつけ間違え 

他人との境界線をはなしてきたけれど、自分自身の境界線を引く必要があります。 

自分自身がどのくらいの時間とエネルギーがあるかを知って、そのうえで仕事を管理すること。 

 効率的な人がやっていること 

1、最高の仕事をする努力をする 

2.大切な事だけに時間を注ぐ 

 

大切ではないことにNOと言って、大切な事を達成するための計画をたてる。 

自分の限界を知って、仕事に人生をコントロールされないようにする。 

自分の時間は無限ではない。 

たまには最高にYESを言って、良いにNOを言わないといけないこともある。 

 

例) 

1. 

ある牧師さんたくさん旅をしなければいけなかった。奥さんを相談して1年のうち、100日以上は旅に出ないと制限を決めた。彼は選択眼を磨き、人生のほかのことに時間をもっと使えるようになった。 

 

2.ほとんど家にいることのできなかった経営者が1週間に40時間、会社にいるという制限を決めた。時間をもっと有効に使えるようになり、優先順位に集中できるようになり、より多くのことをこなせるようになった。 

 

これは自分との境界線なので取り入れられるかもしれませんね。

 

 

問題4;めんどくさい(むずかしい)同僚 

仕事でのストレスはだいたい自分をイラつかせる同僚だということが多い。 

その人が強い影響力をもち、どうやって対処したらよいかわからない場合になる。 

 

力の法則;自分を変える力だけ与えられていて、他人を変える力はない。 

実際問題はその人とどうかかわっているかと言うことになる。 

痛みを感じているならば、変える力を持っているのはあなただけ。 

その人を変える力はなく、その人に対する反応、対応を変えることに集中する。 

これが本当の自己コントロールになり、人生を変えることができる。 

 

私も会社勤めをしていた時は、人間関係に悩まされることは多かった気がします。

正論すぎかもしれませんが、こういう考えをしっているだけで、少し楽になれるように!エールをおくります!!

 

 

問題5;批判的な態度 

ストレスは批判的すぎる人のため(ボス)、もしくはそういう人を一緒に働くことでおきる。 

批判的な人に勝とうとしたり、その人のせいで怒りを感じたり、その批判を本当のことに受け入れてしまうことはすべて境界線を引けていないことを示す。 

批判したい人にはさせておき、それを気にすることなく、あなたに対する評価も受け入れないこと。 

 

批判しすぎる人に対しては聖書のMATTEW 18;15-17のモデルを使って立ち向かうこと。 

 

1.その人の態度に対してどのように感じるかと、自分に与えている影響を伝える。 

2.聞く耳を持たない場合は、2人かそれ以上で話す。 

3.それでも、変えてくれない場合は、その人の態度がコントロールされるまで話合わないと伝える。 

 

その人を変えることはできないけど、自分でその人に物理的にもしくは感情的に距離を置いて、かかわるかどうかを選択することはできる。 

 

そのたぐいの人から認めてもらおうとしないこと。 

言い争いや話し合いはしないこと。 

境界線をしっかり保つこと。 

 

 

問題6;権力との対立 

 

投影=現在の自分の感情は過去の解決できていない問題につながっている。 

ボス=権力の象徴 

経営者と従業員の関係は以前経験した権力との対立を思い出す引き金になる。 

今の関係性に強い反応を起こしてしまう。 

 

例1)上司とあなた 

上司が違うやり方でやって欲しいとあなたに言ってきたときに、落ち込んで、 

上司が自分が何にも正しいことができないと感じるとき。 

このやりとりが過去の権力(親や先生たち)との間の解決できていない傷を思い出させているのかも。 

自分が職場で子供になってしまう=絶対うまくいかない。 

 

境界線を持つということは自分の投影にも責任を持つこと。 

もし自分自身が誰かに対して強い反応を示してしまうことに気づいたら、時間を取って内観し、誰かに似ていないか観察する。父親や母親など。 

その感情に向き合う責任があう。自分のゆがみや、過去の解決していない問題を通してその人たち(上司など)をみている、と言うことに気づくこと。 

 

例2)同僚に対する強い競争心 

兄弟姉妹との過去の競争を投影しているかも。 

 

 

強い感情を経験した時にはいつでも、自分の責任の一部としてみていくこと。 

そうすることによって、同僚やボスたちに対しての不合理な行動をしなくてもよいし、過去の問題も癒すことができる。 

 

過去は過去。しっかり対処して、現在の人間関係の邪魔をさせないようにする。 

 

 

 

問題7;職場に期待をしすぎない。 

 

同僚にを家族のように感情的なサポートのように見る人 

=プライベートと仕事の境界線がないことはたくさんの問題になる。 

問題が起こるのは家族が与えてくれなかったもの、基本的な養育、親子関係、自己肯定感、自己承認など、を職場に求めるとき。 

雇用主はあなたの仕事に対してお金を払っているので、何もそれ以外あたえずに仕事をさせる。職場はあなたに感情的なサポートを与える必要はない。 

 

職場以外に人間関係をつくることで、混乱なく最高の仕事をすることができる。 

しっかりとした境界線をひくことで、職場の誰かから感情的に傷つけられることも避けることができる。 

 

 

職場で友達ができる場合もあると思います。 

そのときは職場の外でのお付き合いにするとよいかもしれませんね。 

うわさされたり、裏切られたりもあるかもしれません。 

 

 

問題8;仕事のストレスを家に持ち込むこと。 

 

家と仕事の境界線をつくる必要がある。 

 

1.感情的なもの; 

仕事での問題や対立は職場で対処して、自分の仕事以外の生活に影響を及ぼさないようにする。(もしできない場合は、鬱やひどい病気につながってしまうこともある。) 

職場の問題を理解して、直接対応すること。 

どうして、一人の同僚やボスに悩まされているか見つけ出すこと。 

どうして仕事での成功や失敗に左右されて、浮き沈みするのかを見つけ出すこと。 

 

2.限りのあるもの(時間、エネルギー、力量など) 

仕事がプライベート、人間関係やほかのことにも影響がでるほどやりすぎないこと。 

自分で境界線を引いて、守って生活する。 

 

私の場合、性格上上手にできるようになりました。

職場から出た瞬間にすべてを切り替えることができました。(笑)

(20年の繰り返しトレーニングのおかげかもしれませんね。)

 

問題9;仕事を嫌うこと。 

 

境界線=自分と自分でないものを分ける 

 

仕事は自分のアイデンティティの中にある一部で、特別な才能やその才能を使って社会に貢献をするもの。 

多くの人は本当の仕事のアイデンティティを見つけられない。 

そういう人たちは自分のギフト、才能、願望、夢などをしっかりと自分のものにできていない。なぜなら、他人の定義や期待と境界線をもてていないから。 

 

たとえば、生まれ育った家庭からしっかり離れられていない人もいる。 

例)教会で働くことに苦しむ牧師 

教会でお説教をしている最中に我慢できなくなり、 

私は牧師なんかなりたくなかった!母親の夢で、私のものじゃない! 

と言ってしまった。 

 

 

親だけではなく、友達や文化との境界線等のも考えられる。=他人の期待はすごく強い影響を与えることがある。 

 

境界線は他人に定義をされないくらいに強くないといけない。 

神と一緒に仕事をすることで、本当の自分や、どんな仕事のために生まれてきたかなどを見つけることができる。 

 

Romen12;2 

”Do not conform to the pattern of this world, but be tranformed by the renewing of your mind. Then you will be able to test and approve what God's will is –His good, pleasing and perfect will," 

 

世界のパターンに従わないで、心を新しくして、変容させてもらう。そうすれば、神の意志、素晴らしく、喜びにあふれていて、完璧な意志、が何かを試し、認めることができる。 

 

 

この節とっても好きになりました! 
 

 

そのためには、これは私!これは私じゃない!としっかりたって、声をあげられるような境界線を持つ必要がある。 

 

 

どうやって自分のライフワークをみつけられるか? 

 

1.アイデンティティを確立して、愛着のある人たちから自分を切りはなし、そして自分の願望に従う。 

2.自分の感情、思考、願望を所有する。(責任をもつ。) 

3.才能や限界を査定する。 

4.神の導くままに行動する。 

 

神様はあなたに才能を発見して、使ってほしい。 

神様はあなたのやっていることに責任を持ってほしい。 

 

才能や技術を延ばすときに自分の仕事をあなたと神様とのパートナーシップと考える。 

神様はギフトをあたえていて、それを延ばしてほしい。 

神様にお願いをする。(祈る) 

 

 

軽い気持ちで書き始めたら、まあまあの大作になってしまいました。

仕事もソースとともに、神とともに、

お祈りをしながら授けていただきましょう。

 

 

ながーーーい文章を最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

職場、仕事に悩みのあるすべての方へ、過去の私へ。贈ります。。

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Have a great day!