人種差別について。
こんにちは。
今日はこちらは夏のように気温があがっています。30℃くらいあるようです。
たまたまいただいた缶入りのアイスコーヒーがおいしいこと!(笑)
さて、こちらの教会の英会話のクラスを約1年近く受けさせていただいています。
今週の英語のライティングの宿題のお題が、また深く、面白いので、まずは日本語で書いてみようと思います。 ただ、今回は新しく習ったボキャブラリーを使って書く。と言うミッションもあります。
お題は
What is your opinion about racism? 人種差別についてや、現在のアメリカでのヘイトクライムについてどう思うか?
新しく習った単語
Menial=つまらない、卑しい Ex)a menial servant つまらない、下働きと言うようなイメージ。
Ethical=論理的な、道徳上の、道徳的に正しい。Ex)He has ethical ideas.(彼は道徳的な考えをもっている。
Complex=複雑な、入り組んだ Ex) a complex problem(複数の部分要素からなっていて、相当の研究や知識を必要とする複雑さ)対して、complicatedは複雑で理解、解決、説明が困難なこと。(辞書でみつけました。)
Reasonable=合理的な、筋のとおった Ex)a reasonable excuse(もっともな言い訳)
Make it point to something ~を例とする。 Ex)I make it a point to get up early. (朝は早く起きることにしています。)I make it point to live life with a smile.(笑顔で生活するように心がけています。)
Haggle 押し問答する。言い合う。値切る。Ex)Let's not haggle over a few dollars.(数ドルについて値段交渉するのはやめましょう。)
Flaunt=誇示する、みせびらかす Ex)Iran continues to flaunt its hostility toward America.(イランはアメリカに対して、敵意をあらわにし続けている。)
Code of conduct=おきて、仁義、行動綱領(こうどうこうりょう)Ex)a general principle called code of conduct
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よくわからないので、わかる人がいたら教えていただけたら幸いです。(笑)
日本でニュースで報道されているのかどうかはよくわかりませんが、
今アメリカではアジア人に対する偏見や嫌がらせ、脅迫、暴行のようなヘイトクライムが増えています。
ロサンゼルス市警察によれば、2020年のアジア系住民に対するヘイト事案は24件発生していて、2019年の4件に比べてかなり増加していて、またロサンゼルス郡では2件から10件とふえているそうです。
コロナウィルスが流行し始めたときに中国がはじまったウィルスということで、
アジア人にたいする差別が増え、長引くコロナ禍で日常生活に対する不満が増大して、ヘイト事案、犯罪の増加、凶悪化に拍車がかかっているのかもしれません。
アジア人の前は黒人にたいするヘイトクライムが大きく世界中で報道されていました。
人種差別の問題は今に始まったわけではなく、長く続く、複雑な問題だと思います。
うちの家族は私が日本人で、主人が黒人。息子はミックスです。
なので、いろいろな体験から本人にしかわからないことなどもあると思います。
日本での人種差別。そして、旅行先で感じた人種差別。
そして、アメリカに引っ越して気づいた人種差別などいろいろと考える機会が多いケースかもしれません。
まずは自分が初めて感じた差別というのは20年近く前のはなしですが、
イギリスに留学をしていて、その時にパリにポーランド人の友人(いわゆる白人)
と行きました。友人はどこでも話しかけられたり、楽しく過ごせましたが、
私はなんとなく疎外感を感じました。その旅行中だったと思いますが、公衆トイレにいったときにチップを渡されました。
はじめは理由がわからなかったのですが、トイレ掃除をする人と間違われたようです。
アジア人はいわゆるトイレ掃除のようなMenial Jobsをやっているという認識からの行動だったことに気づいて、とても屈辱的に感じたのを今も覚えています。
次は日本における外国人にたいする差別についての体験です。
私が小さいころは、特に田舎であったということもあり、外国人に会うという機会がまったくありませんでした。今は少しずつ外国人も増え、ミックスの子供も増えていると思います。
息子が生まれた長崎県佐世保市には米軍基地があるため、他の地域に比べると
町に外国人も多く、ミックスの子供も学校に多くいると思います。
そんな土地でも、圧倒的なマイノリティであることには変わらず、友達に他の人と違うこと、肌がどうして茶色なの?と聞かれることもありました。
また、小学校に入ってからは日本特有の周りと一緒でないといけない教育もあり、
何にもなくても目立ってしまうことはさらに増えていったような気もします。
反対に、ミックスキッズは周りと違うので特にかわいいと言われたり、常にじろじろ見られることもあるようです。
私は本人ではないのできづきませんでしたが、
息子が小さい時からいつも周りをキョロキョロみていたのは、
いつも誰かにみられているからというのを旦那様に言われて初めて気づいたことを覚えています。
また、2015年のミスユニバースの日本代表になった宮本エリアナさんは同じ佐世保市出身のお父さんがアメリカ人、お母さんが日本人と言うミックスでしたが、
日本の代表になったときに、肌の色が違うことで、
日本代表といえるのか?
と言う道徳的とはいえないような意見もありました。
また、彼女がミスユニバースを目指したきっかけも、同じミックスの友達が差別により自殺してしまったという悲劇からと言うことも話題になっていました。
最後にアメリカに来てから感じた差別についてですが、
これは私自身が感じていることなんですが、英語がうまく話せないと、頭が悪い人のように扱われることがあるということです。
たぶん、日本にいて外国人が日本語がうまくはなせなくても、バカにする人はまずいないと思います。
人種差別について一番ショックで納得がいかないのは、
特に黒人男性が肌の色のせいで、警察につかまえられたり、撃たれたりすることがあるということです。
うちの主人もずっとそういう思いをして成長してきています。
これは私には絶対わからないことなので、しっかりと息子に教えてもらうようにしています。
はじめはそんなに厳しくする必要はないのでは?と思っていたこともあったのですが、自分を守るため、問題に巻き込まれないようにするための手段だということに気づきました。
たとえば、服装一つでも綺麗にしていないと、悪いことをしたと怪しまれたり、不利な扱いを受けてしまうということ。
学校の先生によっては人種差別主義者の場合もあるので、それを防ぐためにも普通以上に態度、言葉使いに気を付けなければいけないということ。
日本にいるときはアメリカのほうが息子がのびのびと過ごせると思っていましたが、
はたしてどちらが彼にとって居心地が良いというのは疑問です。
ただ、一つ言えることは、どこに住んでいても多かれ少なかれの人種差別はあるということ。
それを踏まえたうえで、
息子には、自分のアイデンティティに自信をもって、明るく強くたくましく育っていけるようにサポートしていきたいと思います。
そして毎日の息子の活躍と、守っていただけるようにお祈りを続けていきます。
結論として、かなしいけれど、人種差別は常にどこでもあるということは事実です。
今はSNSの普及で誰もが証拠を世の中に伝えることもできる時代にはなっていると思いますが、
いまだに火に油を注いでいるのは私はメディアだと思っています。
コロナウィルスのことも人種差別のことも人を恐れさせるように仕向けているテレビを信用しすぎている人が多すぎると感じます。
聖書でも何度も言われているように、ひとりひとりが、隣人を自分のように愛するようになれば、すべてが解決するかもしれませんね。
それぞれの人種が敵意をむきだしにするかわりに、お互いの違いを尊重しあい、助け合えるような世の中になりますように。
うまく単語をつかって、英作文を今からやってみます(笑)
今日も私の宿題に付き合って、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
Have a great day!