krose 海をわたる

40代 南カリフォルニアから毎日楽しくワクワク過ごしたい専業主婦のひとりごと。

Boundaries  境界線 ③

こんにちは。

日本はずいぶん涼しくなったと聞きました。

こちらもずいぶん涼しくなってきましたが、昼間はまだエアコンを時々入れています。

一週間はとても早く過ぎ、昨日また境界線のクラスをうけました。

 

宿題がでていて、3章”境界線の問題”を読んで、

3つ質問と答えをそれぞれ考えるというものでした。

 

この章では境界線に基づく問題を持っているタイプを4種にカテゴライズしています。

 

1、人の言いなりになる人

悪に対してNOといえない。

なぜなら、人にコントロールされたり、罪悪感を感じたり、怖がったりしている。

例にでてきたのはロバート。

彼は奥さんにNOと言えない問題を今抱えています。ほかの家族に張り合って、破産しそうになっている。

ロバートは末っ子で、うえに3歳から7歳年の離れた姉がいる。

小学校6年生になるまでは圧倒的に体格で負けていたにもかかわらず、

姉たちにいじめられ、ほんとうにあざができることもあった。

でも、ロバートの両親は

男の子は女子にてをあげてはだめ!!

というダブルスタンダードで不公平な教育をしたため、ロバートはNOといえなくなってしまった。

それが、大人になった今の結婚生活にも影響してしまっている。

 

親がしっかりとした境界線をひくこと、そしてNOということが悪いことだと教えてしまうと、

他人のいわれるがままにしなさいと教えていることになる。

悪魔的のもの、コントロール、巧みな操り、搾取のようなもの、が、

たくさんある世の中に、防御のない状態でおくりだすことになってしまう。

 

また自分の意見を持たずに周りに合わせてしまうためカメレオン化してしまい、

長く続けているとNOという筋肉がなくなってしまう。

そしてよくないことにもYESといってしまう。

また喜んで手伝うのではなく、自己犠牲の精神でおなかの中ではいらいらしながら手伝いをするというのもこのタイプになってくる。

 

このキャラクターは私の中にも隠れていて、

母親にはよくありがちだと思うんですが、家族のためにとなんでも合わせてやっているとイライラしてくる=自己犠牲

自分の中でいいお母さん良い妻のハードルをつくっているとおこりやすいですよね。

私もやったことありますが、イライラされるぐらいなら

手抜きしてほしいって家族は思うかもしれませんね。

 

2.回避する人

良いものにたいしてNOという。

良いものを受け入れることができない=他人からの手助けや愛

助けをもとめたり、自分に必要なものを認識することができない。

ゲートのない壁の境界線をつくってしまう。健康的な境界線はゲートがあり

良いものを中にいれ、悪いものを外にだす。

心を開くのが苦手なため、親密な人間関係を作りづらい。

 

例になったのはレイチェル。

自宅で聖書の勉強会を主宰していて

会をかさねるたびに、メンバーは自分たちの問題をシェアしてたすけていき、

とても親密になっていった。

でも、肝心なレイチェルは聞くだけで、結局自分のことは話さずに終わった。

他のメンバーたちは心を開いてくれない彼女にがっかりした。

 

もう一人の例は1.2の混合型;人言いなり、かつ回避するマーティ。

だれかに4時間必要だといわれたらNOといえず、

自分が10分必要なときにはお願いすることができない。

 

 

私の中にも回避があり、手助けをするのは好きだけど、なかなか心を開くことができないこともあります。

以前は手助けもNOをなかなか言えずイライラすることもありましたが、最近他人のお願いについては自分が喜んでやれること以外はNOといえるようになった気がします。

 

3.コントローラー

他人の境界線を尊重できない。

他人のNOが聞こえない

アグレッシブもしくは巧みに他人を妨害する

責任を他人になすりつける

 

アグレッシブな例はスティーブでフランクのボス。

フランクは数年間スティーブの下ではたらいたが、大事なプロジェクトのために

サービス残業をたくさんさせたり、むりやり休暇のスケジュールを変更させたりした。

さらには仕事の後、夕飯のときにメールや電話を毎日するようになった。

ティーブはフランクがいないと何もできないほど責任を負わせていた。

いじめっ子のような存在である。

 

また私もよくアグレッシブなコントローラーになっていると反省しました。

旦那さんや息子の自由選択を自分の意見が正しい!と向きになって押し付けていることがある気がします。

言霊教室でもならいましたが、本当に本当に、私が正しいの???

いくら身近な家族であっても、押し付けはやめたいと思いました。

 

巧みな操りタイプの例は聖書の中のはなしででてくるヤコブ

 

エイブラハムの息子のイサク、妻ベリカにエサウヤコブという双子が生まれる。

二人は全く違うタイプで

エサウは狩りが得意なアウトドア派

ヤコブは内気で賢いインドア派

エサウは父にかわいがられ、ヤコブは母に溺愛される。

ある日エサウがおなかペコペコで家にかえると、ヤコブが煮物をつくっていて、

ヤコブは煮物をあげたら、跡継ぎの権利を譲ってくれるかしつこくきいて、

背に腹は代えられずゆずってもらう。

もう1つはイサクは年老いて目が見えなくなってしまう。

そろそろ家督を譲るために、兄エサウを祝福することに決めた。

(祝福は子孫の繁栄、土地の継承など神との約束で絶対取り消すことができず、1回しかできない)

イサクがエサウに今すぐ狩りに行ってその獲物でおいしい料理をつくっておくれ。そうしたらお前を祝福するといった。

エサウは喜んで狩りに行った。

そのことを母リベカはおもしろくなく、ヤコブにそのことを伝え、今すぐ獲物をとってきなさい。

自分が料理して、イサクはどうせ目がみえないから料理をだして、あなたが祝福をうけばよい。

その計画どおりエサウだとだましてヤコブは祝福を受ける。

 

英語でmanipulativeというが、小さい子やかわいい女子もこのやり方で人をコントロールするのが上手ですよね。

私も息子が小さいときよくやられたものです。(笑)

 

4.無責任な人

他人の要求を聞かない。

人を思いやったり手助けをする責任を果たせない。

 

例はマイク。

ブレンダは妻。ブレンダは仕事のこと、子育てのことで疲れ果てていた。

マイクはしっかり家族をささえてくれて、クリスチャンで、責任のある父親である。

でも、ブレンダが正直な気持ちを聞いてもらおうとマイクに話すと、、

そういう風に感じるのが嫌なら、感情をかえるしかない。人生は厳しい。やるだけやって。

という冷たい答えだった。

これも立派な境界線の問題になる。

なぜなら、結婚というのはお互いに責任を持つということで、ブレンダがつらいときに支えになるという責任がマイクにはある。

無責任な人は2つに分かれる。

1.他人に対してとても批判的になる。

2.自分の要求ばかりで他人のことは考えない。

 

コントローラで無責任な人はだれかNOといわずにやってくれる人を探している。

そして人の言いなりになる回避する人は補う人を探している。。

 

ということで、こういった人通しが結婚することが多くなる。

 

いろいろなタイプをみるとすべてが私の中にあるような気がします。

私はよく怒りの感情がでてくるんですが、

それが出たときにまず怒りを外にぶちまける前に

物理的に距離をとって時間をおいて、

その時間を取っている間にその怒りはどこからきているのか?

そしてその状況を客観的にみてみると、、、、

 

私の家族に対する甘えで、私の意見を無理やり押し通そうとしていることにはっと気づけたりします。(笑)

また、そのイライラは私の場合、ホルモンに操られていることも多々あります。

 

大切な家族だからこそ、甘えすぎるのではなく、

セルフコントロールができるようになれたらよいと思います。

 

この本にであって、そして、授業を受けることによって深く読むので

気づきも多くなりました。

癖になっているので、一筋縄ではいかないと思いますが、

まずは認識することから初めて、もっともっと楽しい家庭、家族関係にできたらよいなと思います。

 

 

 

来週も3章をやるのでもうすこし補足して

シェアします。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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Have a great day!